最終更新日:2014/10/1

DVDの構造を知ろう

市販のDVDは、大きく「1層式」と「2層式」の2つに分かれている。

名前からも想像がつくように、「1層式」と「2層式」の違いは、データを記録できる層の枚数である。

パンケーキを想像していただくと分かり易いと思うが、おおざっぱに言うと、DVDは2枚のプラスチックの円盤の間に、データを書き込むための層(記録層)がサンドイッチされた構造になっている。

この記録層は1枚あたり、およそ4.7GBのデータが書き込めるようになっていて、私たちが普段コピーに使用するメディア(DVD-R、DVD+R など)は、1層式(記録層が1枚)のものが主流である。

最近は、DVDのコピーに便利なドライブが安くなってきたことも関係があるのだろうか。

DVDのメーカー側は手を打ってきた。

厄介なことに、記録層を2枚に増やした、「片面2層式」なる規格でDVDを売り始めたのである。

記録層が倍増したことで、片面2層式のDVDは、実に8.5GBものデータを記録することができる。4.7GB までしか書き込みのできないDVD-Rでは物理的にコピーできない代物となった。(まさに、メーカーのつよい味方ってところだろうか。)

現在、新しく発売されるDVDのほとんどが、この片面2層式となっている。Windows 環境ならば「マイコンピュータ」などでコピーしたいDVDの容量をチェックしてみよう。容量が 4.7GB をオーバーしていないだろうか?

ところで、

世の中、メーカーが対策を考えると、それを更に対策したヒトがいるもので、「片面2層式」を攻略するべく、さまざまな方法&ツールが考え出された。

1.4.7GB のメディアに収まるように、もとのデータを圧縮すればOK!

2.4.7GB のメディアを2枚使って、もとのデータを半分ずつ書き込めばOK!

ひとつめのやり方(圧縮タイプ)は、俗に「トランスコーディング」と呼ばれている。

「CloneDVD」や「DVD Shrink」など、ほとんどのツールはこのやり方で2層式を攻略している。

圧縮を行う関係上、(気にならないレベルで)画質は落ちてしまうが、メディアが1枚で済むので、きわめて低コストでコピーできるという大きなメリットが特長だ。(メディアはスピンドルで買えば1枚40~50円なので、レンタル代が200円だとするとお得だ)

ふたつめの分割タイプは、「DVDFab」や「Super DVD Zcopy 4」といったツールが採用している攻略法で、メディア代が倍増してしまうものの、画質をまったく落とさずにコピーできるという大きなメリットがある。

また最近では、とうとう片面2層式メディアである「DVD±R DL」が登場した。1枚500円近くする高価なメディアではあるが、片面2層式を直接コピーできるので、ある意味完璧なコピー方法だと言える。

だが、1枚500円なんて、高すぎだ!

というわけで、私は片面2層式のメディアをほとんど使っていない。一応、もっともらしい理由付けをしておくと、片面2層式メディアは、値段が高いということ以外にも、再生互換性が低く、せっかくコピーしても、再生できるプレーヤーが少ないことと、1層目から2層目へ切り替わる瞬間に、映像にノイズが入りやすいといった、良くない話を耳にしたので、「DVDのコピーなら DVD±R DL がいいよ」と一概に言えない状況だと思う。

だが、「DVD-R DL」は長い間、ユーザーの間では待望のメディアであっただけに、今後の低価格化とともに、一気にDVDコピーの主役になっていくことは、ほぼ間違いないと言えるだろう。

さてさて、

そんなこんなでDVDのコピーにはいろんなやり方があるわけだが、そのすべてを把握する必要などはない。

だって、手段はどうであれ、コピーできてしまえば、それでいいのだから。

このサイトでは、さまざまなバックアップのやり方を紹介している。あなたが気に入ったやり方を、是非あなたのものにして欲しい。


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最終更新日:2019/12/19